最も過酷な苦しみ

自分が好きになれなくて苦しんでいる方が想像以上にたくさんいらっしゃいます。自分を愛せないという状況は最も過酷な苦しみですから、過去の辛い経験や自分に与えられた条件の中で、どう生きて行ってよいのか分からずに苦しんでいらっしゃいます。

自分がどんな人間でも、どんな状況の中でも、この世に存在し生きていくのですから、その苦しみや辛さを軽減・解消して快適に生きられるようになりたいものです。自分を大好きになることはなかなか難しいですが、今より少しだけ好きになることは、方法さえわかればできるようになるものです。

骨董品の価値は知識がない人にはわかりません。しかし骨董品についての深い知識がある人は、普通の人には価値がないと思えるガラクタの中に計り知れない価値を見つけることができるのです。

つまり自分の価値を理解する知識と見識眼があれば「無価値」に思える自分、「大嫌いな」自分の中に大きな価値を見出して自分を「好き」になれるのです。認知(行動)療法を行うことで、自分が知らなかった自分の価値を見つけれれるようになるはずです。