なんで自分ばっかり・・・
「自分の責任で起こしてしまった問題は自分で解決するのが当たり前だ」と考える人は多いものです。
つまり、助けてもらえたり許してもらえるかは、「起こった問題の責任がだれにあるかを周囲(助ける人、許す人)が判断するか」によって決まる」ということです。
助けてもらう人・許してもらう人を「対象者」、助ける人・許す人を支援者という表現を使うと
- 起こった問題の責任が対象者にあると支援者が判断すると、対象者は怒られ、助けてもらえません。
- 起こった問題の責任が対象者にないと支援者が判断すると、対象者は許され、助けてもらえます。
ただし、責任が誰にあるかという判断は支援者の個人的な判断になるので、対象者についての普段の人間関係によって強い影響を受けてしまいます。
つまり、支援者との関係が普段から良好な人は許してもったり助けてもらえるが、支援者との関係が普段から良くない人は、許してもらったり助けてもらえない可能性が高くなるということです。
- 同じ失敗をしても、なぜか自分だけが怒られる
- 困ったとき誰も助けてくれない
という人は、普段からの人間関係が周囲とうまくいっていない可能性があります。
1や2といった現象が起きている人は普段からの周囲との関係を見直してみると良いでしょう。
- 普段の行いや態度
ほんのささいなことかもしれません
自分から話しかけていますか?小さな約束を守っていますか?
感謝を伝えていますか?誰かを援助したり、許したりしていますか?
- 服装や髪型
他者への印象を色々な人に聞いてみましょう - 言葉遣い
ちょっとした口癖や言い回しかもしれません
疲れた、しんどい、ムリとか言っていませんか?
でも、しかしなどをたくさん使っていませんか? - 表情
いつも不満そうな顔をしていませんか? - あいさつ
自分から挨拶していますか?
相手の方を向いて笑顔で挨拶していますか? など - 姿勢
猫
背ではありませんか?
下を向いて歩いていませんか? - 周囲の人の良いところを知っていますか?
周囲の人の欠点ばかりに目を向けていませんか?
様々な要素がありますが、自分では何気なくやっている「ほんのささいなこと」が「あなたの印象」を変え、人間関係に悪影響を与えていないかをチェックしてみましょう。
その「ほんのささいなこと」が変わることで、周囲との人間関係が変わって、同じ問題を起こしてしまっても、許してもらえたり、助けてもらえるかもしれません。