アクティベーションスキルの基盤セルフカレッジ4
言葉を選ぼう!
使った言葉から心の状態は強い影響を受けています。自分をパワフルモードの状態に導きパワフルモードを維持できるようになるためには、自分をパワフルモードに導く言葉を選択できるようになる必要があります。
自分をパワフルモードに導く言葉を「選び」「耳にして」「使える」ようになるためにはどうすれば良いのでしょうか?
耳に入れる言葉を選びましょう!!
口に入った食べ物が体の材料になるように耳に入った言葉は心の材料になります。
お菓子やジャンクフードを食べたいと思ってしまう環境(買い置きする、目の前に置く、店の前をよく通るなど)に身を置いてしまうと、お菓子やジャンクフードを食べたいという次第に欲望が強くなってお菓子やジャンクフードをツイツイ食べて太ってしまいます。
言葉と心もこれと同じ関係です。自分の心の状態をパワーレスモードに引きずり込みやすい言葉をよく耳にする環境にいると、自分もそうした言葉を使いたい欲望が強くなってきます。そして、いつの間にかパワーレスモードに引きずり込みやすい言葉を多用するようになってパワーレスモードな状態に陥りやすくなってしまいます。
また耳に入れるというと他者から言われる言葉を連想するかもしれませんが、自分の言葉も自分の耳に飛び込んできます。ですからパワーレスモードに陥りやすい言葉が口癖になっていたり、パワーレスモードに陥りやすいネガティブな話を多くすると、パワーレスモードにドンドン陥りやすくなっていってしまいます。
パワフルモードな状態を常態化していくために
- どんな人と一緒に過ごすか?
- どんな環境(所属集団、本、映画など)自分に与えるか?
を自分の意思で選択してパワフルモードな言葉を多く聞ける状況を作るだけでなく
- パワーレスモードにつながる口癖を見直す
- 普段から自分自信をパワフルモードに導きやすい会話内容を選択する
- 普段から自分自信をパワフルモードに導きやすい言葉を選択して使うようにする
言葉として表に出さなくても、頭の中使うだけでも心に強い影響を与えます。パワーレスモードに陥った時、その前にどんな言葉を使って、どんなことを考えていたかを記録してみましょう。
その時どんな言葉を使って、どんなふうに考えたらパワフルモードの状態に自分を導けたかを検討しノートに書き込んでいきましょう。自分をパワーレスモードに導く言葉や内容とパワフルモードに導く言葉や内容を記録し、意識して、普段からパワフルモードに導く言葉や内容を選択し使う練習を繰り返し行いましょう。
自分にとって良いことがあった時に、自分をパワフルモードに導き、それを維持する言葉(パワフルモードワード)を使うことは難しくありません。しかし外部の状況と関係なく、どんな状況でもパワフルモードワードを選択して使うことは、とても難しいのです。どんな状況でもパワフルモードワードを選択して使えるようになるために、まずは自分のパワフルモードワードを明確にしておきましょう。単純にポジティブな言葉(いいね、スゴイねなど)がパワフルモードワードではありません。
他者からそうした言葉をかけられてもパワフルモード化しないこともあるはずです。大切なことは日頃から自分を観察して、どんな言葉が自分をパワフルモードに導いてくれるかを知っておくことです逆に言えば自分をパワフルモードに導いてくれる言葉なら、どんな言葉でも良いのです。自分がパワフルモード化しやすい言葉や内容、パワーレスモード化しやすい言葉や内容を普段から記録したりして、パワフルモード化しやすい言葉や内容を知っておくことが大切なのです。
人はドンドン成長し変わっていきますから、自分をパワフルモード化する言葉や内容も変化していきます。常に自分の心の状態を意識し、どんな言葉や内容が自分をパワフルモード化させてくれるのかを知っておきましょう。心がパワフルモード化し自分の最高のパフォーマンスへ導いてくれるパワフルモードワードを見つけておきましょう。