カウンセリング前
27歳 男性 会社員(職種:機械設計・開発)
うつ病発症し3ヶ月休職。一度復帰するも、わずか1週間で再び休職へ。私は最初「カウンセリング」というものに対してほとんど期待していませんでした。よく知らなかったこともありましたが、カウンセラーと色々と取り組んだところで、到底状況が良くなるようには思えなかったからです。産業医に薦められてしぶしぶ・・・、というのが正直なキッカケでした。最初にルームに訪れたときはかなり緊張しましたが先生はじっくりと私の話を聞いてくださり、また「カウンセリングとは」といった部分も丁寧に説明してくださいました。しかし当初は話を聞いても半信半疑の気持ちは消えず、その後の展望についても全く希望が持てませんでした。
カウンセリング後
私の場合時間はかかりましたが、その分大きな成果が得られたというのが実感です。中でも、奥村先生とのカウンセリングを通して「心の根底にある自分自身を苦しめている考え方に気づき、さらにそれを「もっと自分が楽になれる考え方」へと見直すことができたのは重要なポイントだったと思います。カウンセリングによって「そうか、自分はこんな無理な考え方をしていたのか」「ああ、確かにこれは極端すぎる見方だな」といった様々な発見をすることができ、自分自身についてより深く知ることができました。
またそれによって、昔の自分に比べ、物の見方や受け止め方に柔軟性がでてきたように思います。(例外はあるでしょうが)「投薬治療」と「休養」で「うつ」は表面上では良くなると思います。しかし、それだけでは根本的な解決には繋がりにくいのではないでしょうか?もし「真の意味での解決」を目指すのであれば、カウンセリングはその強力なサポートとなるものと確信しています。