思ったこを話せない人へ
- 思ったことを話すと喧嘩になる
- 思ったことを話すと嫌われる
- 思ったことを話すと空気が読めない人と思われる
- 私の立場では思ったことを言えない
様々な思い込みのせいで自分の考えを人に伝えられず、ストレスを溜めている人は少なくないようです。
そうした思い込みを持つ人は、過去の経験から「思ったことを話す」と喧嘩になったり、嫌われたり、空気が読めないと言われたり、怒られたりを繰り返したため、その理由を「思ったことを話したから」という行為に結論づけたのでしょう。
観察してみよう!!
しかし「その思い」は一旦置いておいて、冷静に周囲を観察してみましょう。
- 思ったことを話しているのに喧嘩にならない人がいませんか?
- 思ったことを話しているのに好かれている人はいませんか?
- 思ったことを話しているのに空気が読める人だと思われている人はいませんか?
- 立場的に思ったことが言いにくいはずなのに、それを伝えて怒られていない人はいませんか?
冷静に周囲を観察すると思ったことをちゃんと伝えているのに、喧嘩になったり、嫌われたり、空気が読めないと言われたり、怒られたりしにくい人もいるはずです。
それはなぜでしょう?
それは「思ったことを話したら○○になる」という理由が絶対ではないからです。
そうなる別の理由
中には「自分と違う考え」を主張されると、その人を排除しようとしたり、嫌ったりする人もいます。
しかし多くの人は「自分と違う考え」を主張されたからその人を排除しようとしたり、嫌ったりするのではなく、
- 言いまわし腹が立った
- 言うタイミングや場所がふさわしくなかった
- 口調が気に食わなかった
- 普段の態度と矛盾している
など、「思ったことを話した」からではなく、その他の理由で喧嘩になったり、嫌われたり、空気が読めないと言われたり、怒られたりしているのです。
そうした人たちは過去に「思ったことを話した」ことで嫌な思いをし、それによって「思ったことを口にしなくなった」ことで、「思ったことを口にするためのスキルを磨くチャレンジが少なかった」ため、そのスキルを向上してこなかった人たちともいえるのです。
もちろん、こうしたスキルが向上しても、それを受け入れない人もいるでしょう。
しかしそのスキルが向上すれば、かなりの割合で「自分の考えをスッキリと伝えられる」ようになるはずです。
「思ったことを話したら○○になる」という理由から、自分の考えを人に伝えられずストレスを溜めている人は、「思ったことを伝えるためのスキル」の向上を考えてみてはいかがですか?
思ったことを話すスキルを習ってみよう!!