相手を知ろう
自分の考えを人に伝えることが苦手な人は多いものです。
伝わらない理由の第一は「誰に対しても同じ伝え方をする」ということです。
同じは内容の話を伝えるにしても、その話の内容について相手が詳しい人なのか、全然知らない人なのかによって情報量や調節したり、使う言葉を選ぶ必要があります。
例えばウィンドウズからマックに乗り換えてもらうための営業をかける時、相手がコンピュータのシステム開発者ならOSの違いや特性について説明する必要はないでしょう。
しかし、取引先の社長さんに購入を検討してしてもらうなら、細かい説明が必要でしょう。
使う言葉もシステム開発者相手なら専門用語をそのまま使えば大丈夫でしょうが、取引先の社長さんなら専門用語をできるだけ平易な日本語に言い換えて話す必要があるでしょう。
つまり、
- 相手に理解できる言葉
- 相手に必要な情報量
で話すことが必要なのです。
相手にとって情報量が多すぎれば相手はイライラし始めて話を聞く気をなくすでしょう。
反対に情報量が少なすぎれば話を理解できなかったり、そのことで相手のプライドを傷つけてしまうでしょう。
ですから、まず、相手が話の内容について「どの程度の知識や理解があるか」を相手の立場から読み取ったり、探りを入れなががら判断していく必要があるのです。
相手にとって必要最低限の情報にすることが大切です。
また、相手がどんな人かを問わず、伝わりやすい話し方のポイントは
- 主語と述語は省略しない
○○は△△です。 - 文をできるだけ短く話す
内容についての相手の知識量を考慮しましょう 結論と直接関係ない話をできる限り省く
最初は難しいと感じるかも知れません。
苦手だと感じる人は話す内容を箇条書きにして書き出し、その内容が結論を伝えるために必要かどうかを検討してから話すようにしてください。
繰り返すうちにかきださなくてもできるようになっていきます。
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