ワーク34:コーピングをシェアしよう
ストレスにうまく対処できるようになるためには、コーピングレパートリーが豊富であることが大切であり、コーピングレパートリーは質より量が重要だということはこれまでに説明しました。
そのためには、絶えず新しいコーピングを見つけ、開発してコーピングの量を継続的に増やしていくことが役に立ちます。
しかし、自分一人の発想でこれまでにやってこなかったコーピングを見つけたり、開発し続けることはかなり難しいといえるでしょう。
ですから、コーピングについて誰かとシェアする習慣を持つようにすると良いでしょう。
友達、家族、同僚、知り合い、カウンセラーなど、できるだけたくさんの人とコーピングをシェアしてみましょう。
中にはコーピングの意味がわからない人もいるでしょうが、そんな時はコーピングについて学んだことをその人に教えてあげてください。
それから「あなたのコーピングって何?」と尋ねてみましょう。
その人が自分のコーピングを教えてくれたら、自分が今までやってみて効果を実感したコーピングを教えてあげましょう。
(教えてくれなくても自分のコーピングを教えてあげてもいいですよ)
やってみるとわかりますが、コーピングについての話は盛り上がります。みんな結構ストレスを抱えていて、自分なりに一生懸命対処しようとしているからです。できるだけ多くの人とコーピングをシェアしてコーピングレパートリーをドンドン増やしていきましょう。
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