不快を表す足
「貧乏ゆすりするのは何か隠し事をしている証拠だ」という人がいますが、残念ながら貧乏ゆすりはが隠し事をしている証拠にはなりません。
貧乏ゆすりについて観察するときに大切なことは、それが「いつ始まったか?」「いつ変化したか?」を見極めることです。
例えば、椅子に座って足を小刻みに揺らしていた人が、突然何かを蹴飛ばすような大きなものに変わったとすると、強い不快を感じた考えられます。
座っている人の足の動きが貧乏ゆすりから蹴飛ばすような大きな動作へ変化したときはの変化は、強い不快を感じたことを表すのです。
貧乏ゆすりはイライラから生じていて、強い不快を感じた時に蹴飛ばすような動作が起こるのです。
ほとんどの人が自分のこの足の動きに気づきません。
ですから、この足の動きを利用して、相手の本心を探っていくことも可能です。
いくつかの質問をしていく中で足の動きをチェックしていると、蹴飛ばすような反応(不快を表す劇的な変化)が起きた時に、どんな質問や話題だったかがわかることで、相手が隠したがっていたこと、触れられたくないとなどがわかるので、相手の真意を推し量る強力な判断材料になるのです。この方法なら相手が質問に答えてくれなくても良いのです。
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