ステップ4:ノンバーバルで表現しよう
ノンバーバルの意味を理解することで相手の気持ちを汲み取れるようになることはもちろんですが、ノンバーバルの意味を理解し使いこなすことができれば、自分がどんな人間かという印象を自分の意志で表現、アピールできるようになります。
ノンバーバルを試してみよう
人は独自のノンバーバルの癖を持っています。そして、そのノンバーバルの癖はその人の印象を決定づける要素としてとても大きな役割を果たしています。
しかし、それは変えられないものではなく、自分のノンバーバルの癖に気づき、望まない印象を与えているノンバーバルの癖をなくしたり、望ましい印象を与えるノンバーバルに置き換えることで自分の印象を変えていくことができるのです。
そして、それは自分の意志の力でコントロールすることができるものなのです。
どんな癖も改善できる余地は大いにあるのです。ノンバーバルの癖が改善されると周囲が抱くあなたへの印象が大きく変化するでしょう。
印象が変われば周囲の人たちからの扱いやそこから生まれる出来事にも変化が起きはじめます。
例えば、いつも「自信がない」というノンバーバルを出し続けてきた人が、「自信がある」というノンバーバルを身につけて使いこなせるようになれば、周囲に協力者が現れ良い結果が生まれやすくなります。
周囲の人間から、「この人なら大丈夫」と思ってもらいたいのなら「自信を感じさせるノンバーバル」とはどういうものかを理解し、それを身につけるのです。
そうすれば、体や頭もその気になって、本当の意味での自信が自分の中で育っていくのを確認できるようになるでしょう。
もし、今自信が持てなくても構いません。
まず、「自信がある」というノンバーバルを身につけることから始めてみましょう。
そうすることで本物の自信を自分の中に育てることができるでしょう。
今後ご紹介していきますが、親指や肩、背中、脚の使い方など、自分でも気づいていない細かなノンバーバルも含め、自分に必要なノンバーバルを知って、それを身につけていきましょう。
そうすることで、「自分はこんな人」というメッセージを周囲の人に送るのです。ノンバーバルを知り、それを身につけることで、周りからの扱い方や見られ方が変化変化し、それは自分の心の状態も変化させてくれるのです。
そして、それは良好な人間関係を構築、維持することにつながっていくでしょう。