対策を立てておこう
行動実験の場面を設定したら、その場面を一つずつイメージしながら起こりそうな問題を予測して対策を立てていきます。
できればカウンセラーなどの第3者に手伝ってもらいながら、
- 設定場面の詳細(いつ、どこで、誰と、何を、どのように)
- その場で自分がどんな言動をとったら望ましい結果を招くことができるか?
- 自分がどのように考えて、どんな行動をしそうか?
- 周囲の人はどのような態度をとるか?
- その状況でどんな心境になって、どんなことを考えて、どんな問題がおこるか?
を整理していきましょう。
機能分析とバックアップ・プラン
そして、その時の状況、行動、思考、感情、身体状況についてアセスメントシートを埋めながら分析(機能分析)して整理しておきましょう。
これらの一連の作業を通して、現在起こっている悪循環の全体像とその要素、行動実験の実行を行う時に予測できる問題について明確にしたら、次に行動実験の段取りと問題への対策を考えていきます。
各場面を丁寧にイメージしながら
- いつ
- どこで
- どのタイミングで
- どのような行動(思考)
その対策を実行するかを決めていきましょう。
また、1つ目の対策で上手くいかない場合に、別の方法を準備しておくようにしましょう。(バックアップ・プランの用意)