アセスメントシートができたら・・

自分が抱えている問題の維持、増悪の悪循環をアセスメントシートに書き出し、その流れが「まさにその通り」と感じられたら、問題を軽減、解決するための方法を選定します。
ポイントもちろん、環境を変えても、行動を変えても、身体の状態にアプローチしても、感情のコントロールスキルを身につけても良いのですが、ここでは認知の癖を見直すことで問題の悪循環を脱出する方法について検討したいと思います。

そのための方法を「リフレーミング」と言います。

おなじ出来事に遭遇しても人それぞれ感じ方が違うものです。
それはそれまでの人生で身につけてきた考え方の癖が人それぞれ違うため、出来事の捉え方が異なるからです。

リフレーミングのスキルを向上させてネガティブな状況に追い込まれた時、それまでとは異なる出来事の捉え方ができるようになると、それに伴って感情、行動、体調、環境など、その他の要素も影響を受けて変わっていきます。

結果的に問題が軽減されたり、解決してしまうのです。
リフレーミングのスキルを向上させて出来事の新しい捉え方を見つけられるようになっていきましょう。

リフレーミングトレーニング Level1

人は成長する過程でいつの間にか自分や他人に向けて発する言葉や思考、行動にレッテルを貼り付け、それ以外の見方、解釈ができなくなってしまうものです。

  • ~だからできない
  • ~以外に方法はない
  • いつも~してしまう

など限界を設定する言葉使って、自分の思考や行動、能力に制限をかけてしまうのです。

こうしたレッテルが邪魔になって新しい取り組みが行えず、問題が生まれたり継続したりしてしまいます。
こんな時は別の視点や切り口からの見方を見つけ、新しい意味や選択肢、可能性を広げることが役に立ちます。

この手続きをリフレーミングといいます。

リフレーミング

リフレーミング

練習の仕方

まず、「一言のリフレーミング」を行ってみましょう。
ネガティブな意味合いを持つ言葉をポジティブな言葉や表現に言い換えてみましょう。

自分自身の短所と思っている特徴を長所に言い換えるならどう表現できますか?

どんな行動や振る舞いも、それ自体に「普遍的な意味」はありません。
意味を作っているのは、その人が体験的に持っている「認知の枠=フレーム」なのです。

フレームというのは、ある判断や選択肢を行った時点で自分が置かれている状況だったり、思い込み、個人のルール、固定観念など自分で無意識に設定した認知の枠です。

どんなに考えてもネガティブな側面しか見えない言動や出来事にも「ポジティブな側面」があって、別のフレームから捉え直すことで(前後関係、背景、条件など)無数に意味を見つけることができるのす。
優柔不断 → 思慮深く、慎重に決断する → 最善の方法を検討した上で決断する頼りがいのある人、周りを冷静にさせるブレーキ役

フレームが変わるとその意味も変わります。意味が変わると行動、感情、体調、環境など他の要素も変わってくるのです。

リフレーミングの練習【初級編】

次のネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換えてみましょう。

ネガティブな言葉

ポジティブな言葉

例)消極的

思慮深い

例)せっかち

行動的、決断が早い

落ち着きがない

気が利かない

神経質

無神経

意志が弱い

おせっかい

怒りっぽい

理屈っぽい

わがまま

のろま

こだわる

さぼる

きまぐれ

暗い

気が小さい

自分の性格の短所だと思うことをポジティブな言葉に言い換えてみましょう。

 ◯

その短所が長所として役立つ場面や状況を考えて見ましょう

例)落ち着きがない

変化の激しい時代や環境に素早く対応できる

 ◯  ◯
 ◯  ◯
 ◯  ◯

自分の言葉で、一言リフレーミングの辞書を作ってみましょう。