頼みごとを受け入れてもらうためのテクニック

以前頼みごとを受け入れてもらうための方法として「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」という方法をご紹介しました。

今回は「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」という方法をご紹介します。この方法も頼みごとを受け入れてもらいやすくするためのテクニックですが、少し大胆さが必要になってきます。

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
  1. 最初から本来お願いしたい頼みごとをするのではなく、これは受け入れてもらえないだろうという本来お願いしたいことより難易度の高い頼みごとをします。
  2. もちろんその要求が通ってしまえば良いのですが、難易度の高い頼みごとですからほとんどの場合断られてしまうでしょう。
  3. そこで、本来お願いしたい(簡単に引き受けてもらえそうな)頼みごとをします。

例えば、友人に「これから◯◯市の◯◯会館まで車で乗っけてってくれないか?30分もあればいけると思うんだ頼むよ
。」切り出して、友人が「ヤダよ、そんなとこまで・・自分でいけよ」と断ったところで、「じゃあさ、駅まで頼むよ。駅までなら5分で行けるよ。荷物多いからさ、車で送ってもらえると助かるよ。お願い。」と頼んでみるのです。

右肩さがりもちろん、これでも断られることはあるでしょうが、2つ目の頼みごとを受け入れてもらえる確率はグっと上がるでしょう。

受け入れにくい頼みごとの方から頼むことで、本来の頼みごとを承諾してもらいやすくすることができるからです。2つの頼みごとにある程度のレベルの差があったほうが受け入れてもらいやすくなります。