苦しみから新たな意味を見つけ出してみましょう

喪失や対立といったネガティブな状態はだれにでも起こるものです。
こうしたネガティブな苦しみを伴う状況で、より良く対処していくことができれば人生はより望ましいものになっていきます。

また、そのようなネガティブな状況から何らかの意味をみつけ、新しい価値観や状況をつくり出し、人生をより豊かなものにしていくことも可能です。
そして、そうした経験は、人間的に成長するきっかけにもなっていくことでしょう。

カウンセリングのポイント

カウンセリングのポイント

ネガティブな状況の悪い面ばかりに目を向けるのではなく、どのようなチャンスや発見、成長へのチャレンジといった意味が結果的に得られるのか、新たな可能性へも目をむけてみましょう。

練習方法

  1. 「その出来事からわかったこと」を使って、現在のネガティブな状況を書き出しましょう。
  2. 現在の状況から自分が必要としているものや価値について気づいたことを書き出しましょう。
  3. 2で気づいたことを追求するためにできる挑戦を書き出してみましょう。

    認知行動療法-その出来事からわかったこと

    認知行動療法で使用する「その出来事からわかったこと」の記入例

78:「その出来事からわかったこと」シートのダウンロード

以下の事について考えてみてください

  • その辛い状況にとらわれてしまっているのかもしれません。
    しかし、それを別の視点から捉えてみる事も可能なのではないでしょうか?
  • 現在の状況から、何か新しい意味を見出す事ができるのではないですか?
  • 別の新しい視点から今の状況を考えてみるようにしたらどうでしょうか?
  • どのような望ましい結果が生まれる可能性があるのでしょうか?
  • 今回の経験を通じて、大切に感じているものについて、どんな事を学んだでしょうか?
  • 自分にとって本当に大事な事は何でしょうか?
  • この状況通して、何か新たにチャレンジできる事がありますか?
  • 新しい機会、行動、人間関係、チャレンジがあるでしょうか?
  • これまでと違った見方で物事を経験する事ができるでしょうか?
  • ネガティブな経験を通じて、自分が何に価値を置いているのか、何が自分にとって重要なのかを明確にする事ができます。
  • 今回の経験を通じて、どんな事を新たに知る事ができたでしょうか?

出来事の意味や価値見つけようとすることで、余計に苦しくなってしまうと感じる人もいるでしょう。
それは、自分が望む事を現在ももっていないし、将来も決して手にすることができないと信じているからです。

もちろん、現在の苦しみはこれまでの人生の経験からすれば、もっともなことかもしれません。
しかし、自分の価値や欲求を明確にしていることが、どれほど今後の人生においての力になるかについて考えてみてください。

[ad#as-co1-1]