性格って何?
「私の性格は○○だ」と評価をすることはよくあるものですが、「性格」とはどんな要素によって決まるのでしょうか?
持って生まれた性質もその要因の一つですし、それまでの経験や周囲の人間関係など様々な要因に影響されています。
ここでは性格に影響を与える要因として、体の状態について考えてみましょう。
「心の状態と体の状態を切り離して考えることはできないからです。
頭の痛いときはイライラしますよね。体が熱っぽいとやる気が出なかったり、お腹が減っていると怒りっぽくなったり・・人は体の状態から耐えず強い影響を受けて、考えや感情を変えているのです。
自分の性格を見直したい、変化させたいと考えるとき、自分の体の状態を変化させるためのアプローチもとても有効なのです。
愛情について考える
愛情深い人とそうでない人の違いはなんでしょうか?
様々な角度から分析することはできますが、ここでは「オキシトシン」というホルモンに着目してみたいと思います。
オキシトシンとは?
オキシトシンは脳下垂体後葉ホルモンの一種です。
中枢神経系で神経伝達物質として働きます。
性や妊娠や出産、授乳にも関わっていて、分娩時にはオキシトシンが子宮収縮を促してお腹の赤ちゃんを産道へと導きます。
オキシトシンが分泌されると好奇心、安心感、心地よさ、母性などを強く感じるようになります。
その結果社交的にっなたり、愛情深くなったりします。
別名幸せホルモン、愛着ホルモン、絆ホルモンとも呼ばれていて、オキシトシンの濃度が高い人は他者への愛情が強く、恋愛や人間関係が良好なで、自分自身も幸せを感じやすい傾向があります。
自律神経のバランスを整えてくれる作用もあるので、オキシトシンの濃度が高いと「癒し」を感じやすくなります。
つまりオキシトシンの濃度が高い体質になると、愛情深く、社交的で、安心を感じやすく、愛情深い性格になるということです。
反対に考えれば、人を愛することが苦手、人と付き合うことが苦手、いつも不安で心が安定しないと感じている人はオキシトシンの濃度が低い体質である可能性が高いということです。
オキシトシン濃度を高めるポイント
- 家族や友人と食事楽しもう
人と会話をしながら食事をするとオキシトシンが分泌されやすくなります。 - 感動しよう
「きれい」「かわいい」「素敵」などできるだけたくさん感動しましょう。
感動したり、好奇心を持つことでオキシトシンが分泌されやすくなります。
感動できるものを積極的に探して、その感動を言葉にして表現しましょう。 - 恋愛(擬似恋愛)しよう
の 恋愛をしましょう。
オキシトシンがたくさん分泌されます。
相手がいなくても映画を見たり、小説を読んだりして擬似恋愛をしても効果はあります。オキシトシンの分泌を促すためには、映画館へ夫婦や恋人同士でデートに出かけことをおすすめします。 - スキンシップをしよう
オキシトシンはスキンシップをすることで分泌が促進されます。
恋人同士、親子、兄弟、友人、ペットとスキンシップをしてたくさん触れ合いましょう。親子や恋人同士での優しいタッチのマッサージは互いの絆を深めるためにとても有効です。 - つねに好奇心を持とう
新しいことに挑戦したり、恋をしたり、オシャレをすることでオキシトシンの分泌が促進されます。
人の趣味や興味、価値観を否定しないで、「どうしてこの人は、○○にそんなに興味を持てたり、楽しいと感じたりするんだろう?」という視点を持って、新しい趣味や興味、価値観をドンドン取り入れていきましょう。 - 人に親切にしよう
他人に親切にするとオキシトシンの分泌分泌が促進されます。
勇気をもったくさん人に親切にしましょう。
オキシトシン濃度を高める生活習慣
- 夜は10時から12時までに就寝する
- パソコンやスマートフォンを夕食後に触らない
- 朝日を浴びる
- 歩く
できるだけ歩くようにしましょう。
朝晩30分程度は歩くことをおススメします。(リズム運動なのでジョギングや水泳などもOK) - 呼吸法をする
呼吸することで自律神経をととのえましょう。
最初は5分程度からスタートして見ましょう。
腹式呼吸がおススメです。
オキシトシンのプラス効果
オキシトシンは脳の疲れをとり、体の健康も健康にしてくれます。
肌を美しくして自然治療力も高め、ストレスを緩和し免疫力も向上してくれます。
- ストレスを緩和
- 血圧の上昇を抑制
- 心臓の機能の向上
- 美肌
- 自然治癒力・免疫力の向上
まとめ
自分を大切にしましょう。
そして周囲の人たちに親切にして愛情を注ぎましょう。
オキシトシン濃度を高めるための習慣を続けることでオキシトシン濃度が高まりやすい体質になっていきます。
それは他者への愛情が強く、恋愛や人間関係が良好なで、自分自身も幸せを感じやすい自分になっていくことでもあるのです。
最高の自分を引き出し、若く健康で過ごすことにもつながっています。