フォーカシング(心理ワーク)

感覚と対話するワーク:フォーカシングは言葉にならないけど確かに存在する経験(体験過程)に言葉やイメージを与えることで経験と向き合うの心理ワークです。

手続き
  1. 体の内側に注意を向ける
  2. 気になる感じ(=フェルトセンス)を見つける
    (なんだか胸がモヤモヤしている、喉の通りが悪い感じがある、肩に硬い感じがあるなど)
  3. みつかった「感じ」や気持ちや「考え」など、そこに出てきたものを認めましょう。 
  4. 出てきたものに挨拶をしましょう。
    「こんにちは」「出てきてくれてありがとう」など「認めたこと」を伝えるために挨拶をしてください。
  5. その感じにぴったりの表現を見つける。
    共鳴と呼ばれる作業です。
  6. その体験とゆっくりと付き合う。
  7. 終わりにする
    みつかった「感じ」や気持ちや「考え」などに終わりの挨拶をして終了します。
    今日は出てきてくれてありがとう。また空いに来るね。

普段意識していないため感じ取ることができていない身体の些細な感覚に意識を向けることで、言葉になる手前の心の中の変化や見落としている感情を見つけ出し言葉を与えてあげる作業を繰り返します。心の奥の方に止まったままの様々な想いを解放してあげることで心がかるくなったり整理されていきます。