説得成功のポイントは・・
説得がうまくいくかいかないかを分けるポイントは内容の良し悪しだけではありません。
いくらわかりやすく説明されて、良い話だと思っても、人と人の間には感情がって理屈では納得できても受け入れられないということは少なくないのです。
説得相手の感情を味方につけるための方法はいくつかありますが、ここでは「話し方」に注目してみましょう。
相手の話し方を使う
ここでいう話し方とは、相手の「頻出単語」や「言い回し」のことです。
女子高生が仲間内だけでわかる言葉や言い回しを使っているのは、そうすることで「仲間意識」が強まるからです。
これは交渉相手との間でも同じです。
ですから、実際の交渉に入る前にお話しする機会があればその時から、交渉前にお話しする機会がなくても、その場で相手の頻出単語や言い回しに意識を向けて、その言葉や言い回しを自分も使うようにしてください。
たとえば、「癒す」「癒される」という言葉や「お客様一人一人の目線に立って」という言い回しをよく使われるなら、説明の言葉の中に「癒し」という頻出単語や「お客様一人一人の目線に立って」という言い回しをしを上手に織り込無用にするのです。
ただし、あまり頻発しすぎると相手には嫌味を言われている、小馬鹿にされているという印象を持ってしまう人もいますので、交渉の実践のなで適切な頻度を見つけていてください。
また交渉の場ですから、使う言葉や言い回しの中に「失礼」があってはいけません。
いくら相手がよく使う言葉や言い回しだからといって、立場上失礼にあたるような言葉や言い回しはしないでください。
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