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行動的家族療法の手続き(タイムアウト法)

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罰を与えるのは難しい

子供が望ましくない行動をとったとき、その行動を減らそうと罰を与えようという親は多いと思います。
しかし、子供が望ましくない行動をした時、罰を与えるつづけることはたやすいことではないということを知っておいてください。
注目・注意(小)なぜなら、行動を減らすためには、その罰を同じ強度で、同じタイミングで徹底して続けなければ効果は出にくくなりすし、罰を与え続けることで子供と親の関係がギクシャクして、心の距離ができてしまいます。

そんな時はタイムアウト法を使ってみましょう。これも罰の一種ですが、厳密なルールが決まっていますので、ルールが守られている以上は上記のような弊害は起きにくいと考えられます。
タイムアウト法はしばらくの間「与えない」という罰です。

厳しすぎず、時間もかからず、ほぼどんな場所でも使うことができます。
子どもが一定期間、自分の行動に対してどんな反応も得られない時間を作ることで、それまで得ていた「注目」という報酬を得られなするのです。

とても強力な効果があって、いつでもどこでも使えるのですが、使いすぎると効果が減少してしまいます。
問題行動が多い場合は、どの行動(もっとも破壊的な行動)にタイムアウトを用いるか、あらかじめ決めておくと良いでしょう。

家の中でタイムアウトのやり方、どの行動にタイムアウトを用いるか、誰が宣告するか、などを家族で話し合って決めておきましょう。
家族内での対応が一定していないとタイムアウト法の効果は出にくくなってしまいます

具体的手続き

  1. タイムアウトをする場所を決めておきます。
    親がいる部屋の隅や壁に向けた椅子がよく使われます。
    目が届かない押し入れやバスルームに閉じ込めてしまうと、子どもが中で別の遊びを見つけてしまって、罰として成立しなくなってしまう可能性がありますので注意してください。
    野外や公共の場所で場所を選定する時も目の届く場所を選ぶようにしてください。
  2. タイムアウトの時間を決めておきます。
    子どもの年齢1歳につき1分、というのがおおよその目安です。
    ただしタイムアウトを受けるのが初めての場合は年齢に関係なく5分以内にしておきましょう。
  3. 警告します。
    「望ましくない行動」(破壊的な行動、有害な行動)の前に「放置しておけない行動)がはじまったら、タイムアウトをまず警告します。
    「人からおもちゃを奪ったらいけません。もし奪ったらタイムアウトよ」

    

初めての場合
    タイムアウトの椅子に座りなさいと言われたら、壁に向けたこの椅子に、は「終わり」と言われるまで、じっと黙って座っているのよ

  4. 「望ましくない行動」をしたら、すぐにタイムアウトを開始します。
    ブツブツ言ったり、不満そうな顔をしていても、椅子に座っていたら、それ以上叱ったり注意したりしないで黙っています。(注目という報酬を与えないように注意しましょう)

    タイムアウトをしたがらない場合は、「選択」させてみましょう。
    今すぐ5分間のタイムアウトにするの?それともゲームの時間を15分減らすかどっちがいいの?

  5. 時間がきたら「タイムアウト終わり」と宣言します。
    終わりの宣言をしたら、お説教したり、慰めたり、弁解したり、抱いてやったり、注目を与える行為は絶対にしないでおきましょう。
    タイムアウトの効果が台無しになってしまいます。報酬を与えたことになってしまい、注目を得るために問題行動が増加してしまう可能性があります。

    (タイマーを使って)時間が来たら、事務的に「タイムアウト終わり」とだけ宣言しましょう。

  6. 罰の終了確認をします。
    数分してから、普通に言葉がけしましょう。
    「夕飯、食べたいものある?」などの問いかけをすると、子供が自分から話すことができるので、安心して親がもう怒っていない(罰は終了した)という感覚を得やすいでしょう。

    もし、子どもが怒って何か言い返してきたら、それには無視という方法で応じましょう。
    決して、ご機嫌をとったりしないでください。そんな時は話しかけるのをやめて、また数分したら、もう一度だけ、親の法から言葉がけをしてみましょう。
    それでも、子どもが応じこないかもしれませんが、親が怒っていないことを伝えられるので、子どもの気分もやがておさまっていきまます。



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