自分を苦しめる典型的な自動思考

自動思考とは、何かの折につけ自動的に頭に浮かんでくる考えのことで、認知行動療法によるカウンセリングでは一番最初に扱います。
この考え方のパターンが、その人の言動の基本になっていて、それが不利益をもたらす場合は見直す必要があります。

強すぎると不利益をもたらしてしまう典型的な自動思考のパターンを紹介していきたいと思います。

過度の一般化

たった一つのよくない出来事を、何度も繰り返し起きているかのように感じてしまうこと

  • また失敗した。どうせ自分は何をやっても失敗するんだ
  • 友達に裏切られた。私には友人なんてできないんだ

生きていると色々なことが起こります。
辛いこと、苦しいこと、悲しいこと・・そうした出来事が起きた時、自分にとって起きて欲しくない出来事ばかりに注目し、そのことばかりが起きているような感じがしてしまうことを「過度の一般化」といいます。

もちろん、同じような事態を引き起こさないために、そうした出来事に注意を向けるのは人間の本能として必要なことです。
しかし、この思考が強すぎると、未来に希望が持てなくなったり、自信を失ったりして、新しいチャレンジをしなくなり、人生の幅がドンドン狭くなっていってしまいます。
過度の一般化

この思考が強すぎる人は・・・

自分の一般化した出来事についての論理的なエラーを探してみると良いでしょう。

『論理的なエラーを検討する』

ネガティブな思考 思考における論理的エラー
また失敗した。どうせ私は何をやっても失敗するんだ。 確かに私は良く失敗する。でも、去年は希望の資格試験にも合格している。
何もかもうまくいかないと決めつける考え方には根拠がない。
結論:確かに失敗は多いけれど、何もかもうまくいかないわけではない。なぜ失敗したかを考え、少しずつ改善していけば、もっと失敗する確率も減るだろう。