ちょっとでいい!

時には自分を責めることも必要でしょう。自責から生まれる苦しさは、その出来事を通して学んだことを心の奥に焼き付ける力を持っています。しかし自責はとても強烈な苦しさを伴います。適度に使えば自分を成長させる有効な手段となりますが、使いすぎると苦しさが日常的になって自分のパフォーマンスを落としてしまいます。使いすぎると自分の成長を助けるどころか、自分の人生の質を落としてしまうことにつながります。
体を蝕むダメージ

いつも自分を責めてばかりいることは、毎日香辛料しか食べていけない人生を選んでいるようなものです。唐辛子、わさび、コショーといった香辛料は、適度に使うと料理の味を引き立たせてより美味しく感じさせてくれます。しかし来る日も来る日も香辛料だけを食べる人生は辛すぎます。逃げ出したい、死にたいと考えてしまうようになるでしょう。体を壊してしまうかもしれません。香辛料も自責も適度に使うのが良いのです。自責はラーメンに胡椒をかける程度の量にしておきましょう。