結果だけを目指しても・・

自信を持つことが大切だという事はみんな知っています。
しかし自分に自信を持つことができずに悩んでいる人はすくなくありません。
その原因は「自信を持つためには良い結果手にすることが必要だ」と考えているからです。

ここで考えて欲しいことは「結果は自分でコントロールできない」という事です。
良い結果は出たり出なかったりするのです。よい結果を出して自信がついたと思ったら、悪い結果がでて自信を喪失してしまうのです。
さらに結果を出すことで自信をつけようとする人の多くは、高い目標をクリアして良い結果を出そうとする傾向が強いので、良い結果がでないことが多くなる上、悪い結果の影響で心がアンフルネスに陥ってしまうとパフォーマンスが低下して(本来の力が出せない状態)、悪い結果が続いて自信をドンドンなくしてしまうのです。
結果だけを目指して頑張っても自信をつけることは極めて難しいのです。

自分の存在そのものへの自信を増強しよう
それでは良い結果が出ないとき、どうやって自信を増強したら良いのでしょうか?それを理解するためには、大きく分けると自信には2種類があって、どちらが欠けても安定した自信は生まれないということを知っておく必要がります。

  1. 結果由来の自信
    人間としての自信:結果から得られる自信
  2. 存在由来の自信
    生き物としての自信:存在そのものから得られる自信

の2つです。
1の自信だけを得ようとすると「自信がない→もっと頑張らなきゃ→焦り→パフォーマンスの低下→結果が出ない→自信をなくす」といった悪循環に陥りやすくなってしまいます。
2の自信が育っていないと良い結果を残せる確率も低下するので自信が安定しないというになります。

「存在由来の自信」と「結果由来の自信」は相互に関係し合っているのです。
存在由来の自信が育っていれば色々なことに興味を持ってチャレンジすることで結果由来の自信を育てるチャンスも増加します。
失敗しても完全に自信を無くしてしまうことないので、すぐに再びチャレンジできるようになります。
存在由来の自信は丁度鉄筋コンクリートの鉄筋の役目をしています。
快を感じる経験を毎日積み重ねることで自信のベースができるのです。
そして、そこに結果というコンクリートが塗りつけられることで頑丈な自信が生まれるのです。

良い結果や大きな成果を手にしただけで生まれた自信は、鉄筋の入っていないコンクリートのように大きな抵抗(失敗、試練など)には耐えられません。
快とは自分は「安全だ」や「進歩している」「重要だ(大切だ)」などと感じることです。

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