ほとんどの人はこれらを環境、出来事、他者から受けた心の状態を表現するために使ったり、それによって起こった結果だと受け入れてしまいます。

言葉を選ぼう!

自分が使った言葉は自分の心の状態に強い影響を与えます。言葉の持つイメージは確実に潜在意識に影響を与え続け、入り込み、定着していきます。そして定着した言葉のイメージを実現しようと働きます。

気をつけていただきたいことは、潜在意識は言葉の論理的な意味ではなく言葉の持つイメージに強い影響を受け、語を理解できないことです。

他者に「お前なんか失敗してしまえ!」と言葉を投げかけると、潜在意識が「失敗」というイメージを受け取り、自分を失敗へと導こうとします。

普段からフルネスを感じやすい言葉を選び、自分だけでなく他者にもフルネスを感じやすい言葉を投げかけることで、フルネスになりやすくなるということです。

耳に入れる言葉を選びましょう!!

フルネスワード

お菓子やジャンクフードを食べたいと思ってしまう環境(買い置きする、目の前に置く、コンビニに毎日立ち寄るなど)に身を置けば、お菓子やジャンクフードを食べたいという欲求が次第に強くなってお菓子やジャンクフードをツイツイ食べすぎて太ってしまうものです。

言葉も同じです。

自分の心をアンフルネスにしやすい言葉をたくさん耳にする環境にいると、自分もそれらの言葉を使いたくなってきます。
そして、いつの間にか自分もそれらの言葉を多用するようになり、アンフルネスに陥りやすくなっていきます。

アンフルネスに陥りやすいネガティブな話(愚痴や悪口、他者避難など)をするのも同じです。

フルネスを強化するために

気をつけて欲しいのは、言葉として表に出さなくても頭の中使えば心の状態に影響があることです。実際に言葉に出した時より使用する回路(耳や口など)が少ないですが、そのイメージはシッカリと潜在意識に伝わってしまいます。

心の状態に影響する外部要素と関係なく、どんな状況でもフルネスワードを選択して使うことは、とても難しいものです。
どんな状況でもフルネスワードを選択して使えるようになるために、心の変化とワードを記録しましょう。
フルネスワード、アンフルネスワードを意識しやすくなっていきます。

 

ポイント

  • 単純にポジティブな言葉(いいね、スゴイねなど)がフルネスワードではないこと。(他者からそのような言葉をかけられてもフルネスにならないこともあるはず)
  • 大切なことは日頃から自分を観察し、「どんな言葉が自分をフルネスに導くか?」を知っておくこと。
  • 自分をフルネスに導いてくれる言葉なら、どんな言葉でも良いこと。(自分がフルネスになりやすい言葉や内容を知っておくことが大切)
  • 周囲の人をアンフルネスに陥らせる言葉は避けること。

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