カウンセリングについて

今できることを見極めよう!

物事がうまく進まない時、今できることと将来できることを分けて考えてみましょう。

カウンセリングアドバイザー

ネガティブな感情を生み出す原因の1つとして、「今の自分にできないこと」に意識を向け、それをどうにかしようとするというものがあります。
しかし、「今の自分にできないこと」はどうやっても「やっぱりできない」のです。

それは「役に立たない」だけでなく、ネガティブな感情(感覚)を使い続け強化してしまうことになるので、問題はドンドン悪化してしまいます。
頑張れば頑張るほど、ネガティブな感情が強まり圧倒されて疲労困憊して「できること」さえできなくなってしまうばかりか、周囲との摩擦が生じてしまいがちです。

興味範囲と影響範囲


影響範囲と興味範囲

こんな時は

  1. 影響範囲:今の自分が影響を与えられる範囲
  2. 興味範囲:今の自分が影響を与えられないが、影響を与えたいと思う範囲

を分けて考えてみましょう。

1の場合はどんな準備をして、何をすれば良いのかをじっくりと考えて、すぐに対処すれば良いのですが、2の場合は今の自分のまま影響を与えようとするのではなく、「何をすれば影響を与えられる自分になるか?」を考え、それに取り組むようにしましょう。

階段

例えば、
今の私の意見は聞いてもらえないけれど、カラーコーディネーターの資格を取ったら聞いてもらえるかも・・
と考えたら、まずは、「その資格の取り方」「その資格の影響力や信頼性」「どうしたらその資格が取れるか?」「どうやったらその時間が作れるか?」「どれぐらい時間がかかりそうか?」などを調べて、「その資格をとれば自分の意見を聞いてもらえるようになる」という確信と、資格を取るためのプランを作りさっそく資格取得に取り掛かりましょう。

できないことをなんとかしようとするのではなく、「今できること」と「今の自分にはできないこと」を明確に分類し、自分の影響力を広げることで自分のできることを増やすことに集中するのです。

「できないことで悩むエネルギー」を「自分の影響力を増大させるエネルギー」として使う習慣を身につけ、できることを増やし、自分の理想へと向かっていきましょう。
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