カウンセリングについて

ワーク54:イージースキーマによる行動計画

スキーマを語る女性

ワーク53でイージースキーマを定着させる方法をご紹介しました。
今回はさらに定着を促進するためのークをご紹介します。「認知行動療法ワーク7の準備3」でもお伝えしたように、認知は環境、行動、身体、感情と相互に関わりながら消えては生まれます。

つまり、環境や行動、身体状況、感情などの変化を伴うことで認知も変化するということを意味します。

ここからは新しく考え出した「イージースキーマ」に基づいた行動をすることでイージースキーマの定着を促進させるワークをいくつかご紹介します。

これまでに作成したイージースキーマに基づく行動をおこすための行動計画を立てましょう。

  • このイージースキーマを持っている人ならどんな行動をするでしょうか?
  • このイージースキーマを持っている人ならどんな言動をとるでしょうか?
  • このイージースキーマを持っている人ならどんな人とどんな風に関わるでしょうか?
  • このイージースキーマを持っている人ならどんな場所へ行き、何を見るでしょうか?

自分が作成したイージースキーマを持っている人がどんな場所で、どんな人と、何を見て、どんな言動をとるのかを想像して、そのイメージに沿った行動を起こせるように行動計画を立ててみましょう。

イージースキーマ

  • 失敗してもやり直せる

イージースキーマに基づく行動計画

  • やりたいことリストを作る
  • 思いついたやりたいことをすぐに書き留められうようにやりたいことリストを持ち歩く
  • やりたいことリストの項目について調べて見る
  • やりたいことリストの項目に詳しそうな人に会いに行き、色々聞く
  • やりたいことリストを「すぐにやれること」「準備が必要な物」「時間が必要なもの」に分類してすぐにやれることからスタートする
  • 失敗したら失敗を元に夢を叶えた人(安藤百福)の伝記を読む
  • 失敗したら深呼吸して、失敗の感覚とマインドフルネスに付き合ってみる


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