オーディオのコントロールパネルをイメージしよう

サブモダリティとはイメージをコントロールする上での要素の事です。
イメージトレーニングの効果を向上させるために、イメージの各要素をコントロールして、イメージから受ける印象変化させていきましょう。

例えば、視覚の場合、イメージとして脳に描く映像は、色、明るさ、距離、方向、コントラスト、動き、速さなど、多くのサブモダリティで構成されています。

これらの要素はそれぞれ、テレビの画像調整つまみを動かすように、映像を明るくしたり、静止画を動画にしたりと、自在に設定を変えることができます。

聴覚のサブモダリティは、音の高さ、音量、テンポやリズム、音源の位置(その方向、距離から聞こえてくるのか?)などです。
音量を上下したり、音の高さやテンポを変えたり、すぐ側から聞こえてくる音を遠ざけたりと、詳細設定を変えていきます。

身体感覚のサブモダリティは、皮膚感覚で感じている感触の質感、感覚の強度、温度、湿度、重量、質量などです。
その他、イメージをどんな空間で捕らえているかと言う要素もあります。

オーディを機器のコントロールパネルをイメージし、見て、聞いて、感じていることを「この要素を変えたらどうなるか?」とイメージしましょう。

五感とその質を操作することで、イメージの質を変えることができます。

サブモダリティの要素

  • 視覚・・・・色、明るさ、大きさ、静動、距離、位置など
  • 聴覚・・・音量、高低、テンポ、リズム、スピード、方向性など
  • 触運動感覚・・・重さ、軽さ、熱さ、冷たさ、肌触り、強弱、位置など
  • 味覚・・・甘さ、苦さ、辛さ、味の濃淡など
  • 嗅覚・・・匂いの種類、匂いの強弱など

五感のセット内容は変更を加えることができ、新たに意図的に組み合わせを変えることで体験を創り出したり、印象に変更を加えることができます。

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