なぜ私ばっかり・・・

アドバイスする女性同じことをしているのに自分だけ怒られたり、同じことをしているのに相手ばかり感謝されたり・・・不公平な評価をされてしまった経験を持つ人は多いのでしょうか?
この原因は幾つか考えられますが、評価をする人と評価される人の関係が大きく影響しているようです。

好きな人がした言動と、嫌いな人がした言動では同じでも評価が異なります
同じ言動をしたとしても、時には全く反対の評価になってしまうことさえあるものです。

①恋愛感情が最高潮の時の彼(彼女)と②恋愛感情が覚めてきてしまった時の彼(彼女)の同じ言動に対する受け取り方が変わってしまったという経験を多くの方がお持ちなのではないでしょうか?①に対しては相手が何か気に入らない言動をした時、それは相手の責任ではなく、偶然(運悪く)起こってしまったことで、今回だけの特別なことだと受け取って相手を許したり受け入れたりしようとします。
反対に嬉しい(好意的)な言動は相手の特性(長所)で、どんな時も、他の時もしていると受け取って相手をより好きになっていきます。

②に対しては、同じ言動を①と正反対の受け取り方するようになるため、相手が変わってしまったと感じるようになり、さらに関係が悪化していきます。
つまり、相手の言動に好意を感じるか、嫌悪を感じるかは自分の内的な感情によって変化するとうことです。

同じ理由で会社や友人などの人間関係でも同じことをしても良い方に受け止めてもらえたり、悪い方に受け止めてしまわれたりするものです。

悩む中年男性同じことをしているのに自分だけ怒られたり、同じことをしているのに相手ばかり感謝されたり・・・不公平な評価をされることが多いと感じている場合、普段のその人との関係を振り返ってみてください。

自分自身も相手のことを良く思っていないケースがほとんどです。
人間関係には返報性(自分がしたことが返ってくる)が働きますから、相手も自分のことを良く思っていないため、悪い部分ばかりに目を向けられたり、良いことをしても過小評価されてしまうのです。

さらに言えば、同じことが自分の中でも起こっているはずですから、その相手に対しても悪い部分ばかりに目を向たり、良いことをしても過小評価してしまっている可能性も高いのです。

自分自身の長所に目を向けてもらったり、正当に(公平に)評価されたいと思う場合、まずは自分自身が相手の長所に目を向けるようにしたり、相手を正当に(公平に)評価するように心がけるようにすると良いでしょう。

状況がすぐに変わることはないでしょうが、少しずつ関係に変化が起きたりしますし、変化が起きなくても自分の中の心の状態には変化が起きるはずです。

最後にあなたが大切だと思っている人(友人、恋人、配偶者、子供など)の言動がが最近変わってしまった感じているなら、自分自身を見直してみましょう
出会った頃のこと、幸せをたくさん感じていた頃をよく思い出してみましょう。

変わってしまったのは、あなた自身かもしれません。


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