それは最も辛い苦しみ

初期のカウンセリングではご相談者が現在抱えている苦しさや辛さを、心理カウンセラーと共有できるように考え方や感じ方を心を込めて真摯に聴かせていただきます。問題が限定されている場合や心理的背景を改善する必要のない人の場合、この1回の心理カウンセリングで気分が改善し前向きに人生に取り組めるようになる方も少なくありません。

自分の価値を理解する方法

認知行動療法

これまでの人生で身についた考え方の癖やルール(~べきという考えなど)が自分の価値を見つける邪魔をして自分を苦しめるのですが、これは過去の経験とその解釈の仕方生まれたものです。

こうした考え方の癖やルールは見直して評価し直すことで少しずつ変化していきます。このことをリフレーミングといいます。

自分の事としてとらえるのは難しいでしょうから、周りの人のこととして考えてみてください。例えば友人が約束の時間に大幅に遅れてきます。この出来事について最初は「私を待たせるなんて、なんて人の気持ちの分からないだらしない人なんだ」と考えているかもしれません。そうすると腹が立って腹がたって気持ちがおさまらなくなるでしょう。もし、同じ出来事に対して「この人は時間に縛られないおおらかな人だなぁ~。私が何か失敗しても許してくれるかも・・・」と考えると、なんかホッとしたり安心したり自由な気分になったりするかもしれません。

自分への評価や味方についても同じようことができるのです。自分に対して肯定的な見方ができるように練習したり、そうした見方が出やすいような心理的背景を作り上げたりすることによって自分をドンドン好きになり、もっともっと楽に生きることができるようになっていきます。

胸の奥に秘めた想い

潜在意識と向き合う

潜在意識というと何か怪しげに感じる人がいらっしゃるかもしれません。しかし潜在意識と向き合い上手に付き合うための技術はスポーツの分野でもメンタルトレーニングとして取り入れられ、今では当たり前のように利用されています。イメージングや協力催眠、瞑想といった潜在意識のコントロール法を理解し、利用するスキルを身につけることによって人生をより豊かなものにすることができます。

必要なスキルを身につける

  • 人と話すことが苦手な人はコミュニケーションスキル
  • 意志が弱い人はメンタルトレーニング

など自分をより好きになるために必要なスキルを身につけていただきます。

まとめ

方法さえわかれば、だれでも自分を好きになれます。自分を好きになれば人生は今よりずっと楽しくなります。今の自分を今すぐ100%好きになることはできなくても、今より10%、今より20%好きになれるだけで生きやすくなっていきます。最初の小さな変化を感じることができればモチベーションが高まって、自分のことを好きになるスピードが加速していきます。自分を好きになるために必要な手続きを理解し、継続することで誰にでもできるのだということについて考えてみてください。