ワーク26:丁寧に食事をするワーク

ワーク25ではレーズンを丁寧に食べるワークをご紹介しました。
今日も身体感覚や行動に対するマインドフルネスのワークをご紹介していきます。

アドバイスする女性

やり方

基本的なやり方はレーズンを丁寧に食べるワークと同じです。(イメージワークとして行うのもオススメです)
普段何気なく食べている食事をマインドフルネスにありのままを感じながら味わいます。

何からたべようかな?・・野菜を先に食べると太りにくいからサラダから食べよう・・・この器綺麗だな。盛り付けが上手だからとっても美味しそうに見える・・・キャベツ、キュウリ、レタス、トマト、ワカメも乗ってるぞ!!・・・まずはドレッシングをかけずに食べてみよう・・・キャベツは結構甘いなぁ〜。シャリシャリこの噛みごたえ好きだなぁ〜・・・レタスはパリッとしていてとってもみずみずしい。独特のかおりがするな・・・口の中のパリパリ感が心地よい・・・次はワカメにしよう。磯香りがする。柔らかくて、ちょっとツルッとしていて、噛むとコリコリ音がする・・中略・・・次は味噌汁だ・・・豆腐の味噌汁だ。暖かそうな湯気が立ち上ってる・・・左手で持って口元まで持ってきて・・・出汁のいい匂いがする。赤だしの香りも香ばしいな・・・お椀に口を近づけて味噌汁をすする・・・ああ美味しい。口の中に赤だしの風味が広がっていく・・・唇も舌も温まって、口の中全体で味がしているみたいだ・・・ゴクンと飲み込むと食道をとおっていくのを感じる・・・・(以下省略)

食事をする男性

おかず、ご飯、味噌汁など全てをレーズンエクササイズほど丁寧に味わっていたら温かい食事が冷めてしまいますが、普段何気なく意識せずに食べている食事を丁寧に食べるだけで、どれほどたくさんの出来事を体験しているのかを再確認できるようになるでしょう。

生きづらさ、苦しさ、辛さ・・・ネガティブな感情を呼び起こす体験は変化や新鮮さを感じられなくなってしまうことで強くなり、継続してしまう傾向があります

毎日の体験をマインドフルネスに感じ、味わい、手放すエクササイズをすることで、様々な変化を感じ取り、日常の中で見えなくなってしまっている新鮮さを見つけられるようになっていくでしょう。
毎日の食事をマインドフルネスに食べることで様々な心の変化が起きてくるはずです。

ぜひぜひトライしてほしいワークです。


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