ブリーフセラピー

ブリーフセラピーは短期療法(5回~12回以下)と約されており簡潔であること短期であることという意味です。

ブリーフセラピーはある特定の心理療法の流派ではなく、問題解決の効果・効率を重視する立場といえます。ブリーフセラピーの特徴としては精神分析のように過去の問題や原因に焦点を当てるより(何故問題が起きたか)、「問題解決のために何が使えるか」ということを重視する解決思考のアプローチといえます。

短い色鉛筆

「どうなれば良いのか?何ができていれば良いのか?」など「問題が解決されている姿」を明確にし、「ウェル・フォームド・ゴール」といわれる実現可能な目標をたて「その目標を実現するための方法」を見つけ、実践していく事で問題解決・課題達成を目指します。またすでに起きている解決の姿(例外場面の検討や「アテンプテット・ソリューション」と呼ばれる「不適切な解決行動・努力」を見つけ出し、その方法やそれを支える信念などを見直していきます。