認知行動療法の基本モデルを理解しよう

認知行動療法ではストレスコーピングを「環境」「認知」「感情」「身体」「行動」の5つの分野から探して対処するスキルを身につけていきます。

認知行動療法の基本モデル2「環境」

環境とは周りの状況のことです。
人は周囲から絶えず影響を受けて反応しています。
課長に大きな声で怒鳴られた

「認知」

認知とは頭に浮かぶ考え(言葉)やイメージのことです。
私のことを見下しているんだ
幼い時、友達が楽しそうに遊ぶのを遠くから眺めていたイメージ

「感情」

感情とは一言で表せる心の状態のことです。
緊張、苦しい、憂鬱など

「体」

体とは体の反応や状態のことです。
息苦しい、胃が痛い、手が震えるなど

「行動」

行動とは外から見てわかるその人の動作や振る舞いのことです。
逃げ出す、隠れる、叫ぶなど