頑張っているのに評価されない!?

好意の返報性

仲良くなりたいと思っている相手がいたら、その人に好意を持っていることや高く評価していることを、相手にわかりやすく伝えましょう。
人にとって他者から褒められたり、信頼されたり、認められたり、尊敬されたり、好かれたりことは、とても心地よいことだからです。
人は自分を心地よくさせてくれる人に対して好意を持ってくれます。(好意の返報性)


多少事実と違っていても(お世辞)、場合によっては心地良く受けとめてくれるはずです。
人には他者から褒められたり、信頼されたり、認められたり、尊敬されたり、好かれたりしたいという本能的な欲求があるからです。

自分にポジティブな評価をしてくれている人と、そうでない相手には行動や発言、態度も変わってくるものですから、ポジティブな感情を抱いている時は、お互いの好感度はさらに上がっていきます。

自分をポジティブに評価している人は、他者からのポジティブな評価を喜ぶことができるので、ポジティブな評価を伝えることが好感度を高めることに結びつくのですが、自分をネガティブに評価している人は、自分の自分に対するネガティブな評価と他者からの評価がかけ離れすぎていると、ポジティブな評価を受け止めることができず「お世辞だ」「過大評価だ」時には「バカにされている」と受け止めてしまうこともあるので注意が必要です。

相手をポジティブな評価をしても好感度を高めることにつながらないばかりか、時には人間関係がギクシャクしてしまうことがあるので注意が必要です。

自分をネガティブに評価している人には反応を見ながら、「相手が受け止められる範囲」でのポジティブな評価をすることを心がけましょう。

なぜ認めてくれないの?

ここで考えて欲しいことは「好意の返報性」についてです。

  • 頑張っていてるのに認められない
  • 結果は出しているのに評価されない
  • 容姿が良い、優しいなど愛される要素があるのに愛されない

など他者からの評価が不自然な場合、自分自身が他者に対してポジティブな評価をしていないかもしれません。
頑張りすぎて気持ちが焦って自分のことばかり見るようになっていたり、人の短所を見つける癖が付いていたり・・他者に対してポジティブな感情を持てなくなっていないかをチェックしてみましょう。

他者からのポジティブな評価を得たいなら

STEP1:他者の長所に目を向ける習慣を持ちましょう
STEP2:できるだけ他者に対してポジティブな評価、ポジティブな感情を持てるよう意識しましょう
STEP3:他者に対してポジティブな評価を上手に伝えましょう

他者に対する「ポジティブな評価」を自分から与える習慣を身につけていきましょう。「求める」前に「与える」ことから始めてみましょう。