来談者中心療法

来談者中心療法とは、

  • 相談者の中にこそ問題を解決していく力がある
  • 問題を解決していく主体はカウンセラーではなく相談者自身である

という考え方に基づく心理療法で、専門化が相談者に指示や助言を与えるのではなく、相談者の話を傾聴し、その過程において解決の姿を導き出していこうというスタイルのカウンセリングです。

「相談者の自己成長力に対する信頼」が基本理念であるこの療法では、カウンセラーにとって重要なのは

  • 自己一致
  • 相談者への「無条件の肯定的関心」
  • 「共感的理解」

であるとされていて、この療法においては、自由で暖かい受容的な雰囲気でカウンセリングがすすめられることが大切だといわれています。

相談者の話を傾聴することを一番とするこの療法にでは、相談者は自分の感情や背景をカウンセラーに理解、共感してもらったことによる安心感と満足感が得られます。

そして、カウンセラーと話す過程で自分の考えを整理し解決策を見つけていけます。

もちろん、相談者とのカウンセリングの状況によっては、目標の設定や解決方法に対する検討などもしていきますが、感情的・精神的満足感を得られる分、カウンセリングにかかる期間も比較的長くなります。