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認知行動療法で使う技法解説28

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社会的スキル訓練

アドバイスする女性

社会スキル訓練(Social Skills Training:SST)は、生活技能、社会生活技能などという言葉に翻訳されていますが、対人関係スキルをはじめとした、広範囲の

  • 表現要素の理解と活用
    話す内容、声の出し方、声の高さ・調子・スピードを適切にコントロールすること、姿勢、動作、視線や表情のコントロールことなど
  • 受容要素の理解と活用
    社会的要素の知覚、注意を正しく相手に向けること、相手の話やボディ・ランゲージを理解すること、理解するために必要な前提や社会的慣習についての知識と活用など
  • 相互関係のバランスをとること
    反応するタイミング、話題の転換のタイミング、相づちなど会話を円滑にする要素を適度に使うことなど

一般的にはこれらの膨大なスキルを成長過程で自然に身につけていくのですが、様々な理由(病気、心身のハンディキャップ、養育歴など)で身につけることができなかった人たちに、スキルを学び身につけるためのトレーニングが社会スキル訓練なのです。

また、社会スキル訓練はカウンセリングの中で認知行動療法のひとつの手法として位置づけられています。

具体的な取り組み

会話する人具体的には相談者数人のグループとトレーニングを支援するリーダー、サブリーダーといったメンバーで

  1. 相談者が悩んでいる具体的な場面を演じます。
  2. 望ましい要素を見つけてほめるようにします。
    決してけなしたり、悪いところを指摘するのではなく、「ここをこうしたらもっと良くなりますね」とアドバイスをするようにします。
  3. 他の相談者、サブリーダーにも同じ場面を演じてもらいます。
  4. 
2と同じように良いところを見つけ、拍手してほめるようにします。
  5. 1の相談者が2、4を参考に具体的な場面を演じます。
  6. 改善できた部分を積極的に見つけて、拍手をしてほめます。
  7. 練習した行動を実際の場面で試してもらいます。(ホームワーク)
    次回のミーティングで報告してもらいます。

ロールプレイング正の強化子を含んだフィードバック(褒める)、モデリングなどが使われます。



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コメント

  1. […] も先に開発されています。(次回社会的スキル訓練について解説) […]