人間関係を深めるコツ5

関心を伝える

相手に自分への好感を持ってもらうために大切なことは、自分が相手に関心や好意を持つことです。そして、その気持ち、つまり「私はあなたに関心があります。私はあなたに好意を持っています。」というメッセージを伝えることです。「相手からどう思われているか?」ということに意識や関心が向いてしまうと、緊張してしまいますし、その緊張感は相手にも伝わってしまうので、その場がギクシャクしてしまいます。

ノンバーバルを意識しよう

気づき・ひらめき

「自分がどう思われているか?」ではなく、「相手は安心しているか?」「リラックスさせてあげられているか?」「自分の関心や好意は伝わっているか?」に意識や関心を向けましょう。そして、その気持ちを言葉遣い、身振り、手振り、視線などのノンバーバルを使って伝える意識を持ちましょう。

ノンバーバルについての知識がないと、言葉遣いや視線などには意識が配ることはできても、脚の組み方によって相手に傲慢な印象や、とっつきにくい印象を与えてしまうことがあるので注意が必要です。

脚の位置や動きなどのノンバーバルを軽視してしまいがちですが、知らない間に相手に特定のメッセージを伝えているのです。男性なら軽く開いて、女性ならまっすぐではなく少し斜めにそろえて座るとよいでしょう。脚をまっすぐに揃えて、かたく閉じてしまうと、緊張している印象を与えたり、とっつきにくい印象を与えてしまう可能性があります。

普段は意識しないノンバーバルに気を配って「相手への関心や好意」を伝え、安心させてあげましょう。そういったささやかな心配りが人間関係を深めるコツの一つなのです。