ノンバーバル・トレーニングは地道です!

ノンバーバル・メセージを論理的に読み取るためのトレーニングは地道です。
相手を観察し、ノンバーバルを意識的に拾い上げ、平常のノンバーバルとの違いを見つけ出し、その変化の中に意味を見つけ、そのいくつかの意味の組み合わせの中に相手の真意を見つけていかなくてはなりません。

注目・注意(小)また、自分をフルにアピールするための新しいノンバーバルを習慣の中に組み込み、定着させなければなりません。
最大限に効果を発揮するために、慌てず、丁寧に1ステップずつ取り組んでいきましょう。

トレーニング・ノートを作ろう!

  1. 予習&スケジュール
    毎朝30分の時間を作って、ノンバーバルをピックアップし、どんなノンバーバル(自分、他者)を意識するのかを決めましょう。
  2. ノンバーバル記録帳1
    最初の1ページ目以下のことを書き込ましょう。

    いつ、どんなタイミングでトレーニングをするか?
    自分をどんな人だとアピールするために、どんなノンバーバルを身に付けるか?
    ノンバーバルを読み取る自分が手に入れたいものは?
    トレーニングの障害になっているものはあるか?
    あれば障害への対策として何をするか?
    トレーニングを行う理由はどんなものか?

  3. ノンバーバル記録帳2
    2ページ目にこの言葉だけを書き込ましょう。
    ノンバーバルを使いこなせば○○になれる(が起きる)
    ○○の部分に自分がどうなりたいかをシンプルに書き込みましょう。
    [例] 人間関係が良好になる
    仕事がやりやすくなる
    最愛の恋人ができる
    家族と心が通じ合う
    親友ができる

    この一文を繰り返し読み返しましょう。
    自分がなぜノンバーバル・トレーニングを始めたのかを思い出し、強化していくことで、地道なトレーニングを続けることができるでしょう。
    その文章が実現した時のイメージを絵に描いたり、それを連想させる写真なども貼っておくと良いでしょう。

    ノート

    トレーニングノートを作ろう!

  4. ノンバーバル記録帳3
    日々の記録をつけましょう。

    

他者の観察
    観察対象者の氏名、年齢、性別、肩書き、関係性など
    対象者の日常で見られるノンバーバルの癖
    対象者が起こしたノンバーバルの変化
    関係性やその場の雰囲気の変化
    ノンバーバル解釈の変化の解釈
    1で決定した観察対象のノンバーバルを発見した場面
    その後の関係性や場の雰囲気の変化

    自己観察
    自分が意識するノンバーバルはどんなものか?
変化させたいもの、身に付けたいもの
    それを通してどんなメッセージを伝えたいか?
    そのノンバーバルを意識して起こった自分の変化
    そのノンバーバルを意識したことで起こった他者の変化と関係性

  5. その他、観察を通して気づいたことや試してみたいと感じたことがあれば記帳しておきましょう。

動画を撮ろう!

現在の自分のノンバーバルを動画で記録しましょう。
ビデオカメラに向かって以下のことを話して、その様子を撮影しておきましょう。

  • ノンバーバル・トレーニングを何を期待しているか?
  • ノンバーバル・トレーニングで目指すものを手に入れられるか?
  • なぜそうなるのか?
  • それによって今後の人生がどうなるか?

ただし、必ず守って欲しいルールがあります。

途中で間違えても撮り直さず、最後までそのまま撮影しましょう。
撮り直してしまうと、自分の第一印象がわからなくなってしまいます。

撮影した後、撮影した動画を見ないようにしましょう。
トレーングを続けても成果が現れないと感じた時に見るようにしましょう。

自分がどれだけ成長したのかが良くわかるはずです。