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メンタルトレーニングと認知療法2

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自分を変化させるための新しい考えを取り入れる方法

どうしてもネガティブな考えに支配されて、自分は変われないと感じる場合、

スキーマに関わる考えはすぐに変わらない

ということを知っていることが役に立ちます。

ポイント

ポイント

スキーマとは

  • 自己へのスキーマ
    自分は人に嫌われる
  • 他者へのスキーマ
    他人は裏切る
  • 世界へのスキーマ
    世間は冷たい

など、自分や他者、世界に対する基礎的な概念、判断の基礎基準をいいます。

ある程度の年齢になると1〜3に関わるネガティブなスキーマが作られてしまうことも少なくありません。

スキーマが確立されると・・

スキーマは生まれてから現在までの経験の中で構築され、一度出来上がるとスキーマに反する情報は脳でシャットアウトされ意識にのぼらなくなってしまって、スキーマに見合った情報ばかりが認識されるようになるので、そのスキーマは年々強化されていきます。

サングラスサン

サングラスをかけるとサングラスの色で世界が見えるように・・スキーマ色の世界が見えます。

現在のスキーマが生きていくために役立っているのであれば良いのですが、時として、そのスキーマがあることで

  • 積極的になれない
  • 人を信じられない
  • 自分を信じられない

といったネガティブな状況に陥ってしまうことがあります。

こうした状況から抜け出したい場合、「スキーマを修正」する必要があります。

ここで大切なのは、スキーマがあると、そのスキーマに反する情報が意識に入ってこないので、意識的にスキーマに反する情報を集め続ける必要があるということです。

どうやって集めたらいいの?

しかし、スキーマに反する情報を意識的に集めても中々意識の中に取り込むことはできません。
なぜなら、スキーマが活性化している時は、いくら情報を集めてもやはり意識の中に入ってこないようにシャットアウトされてしまうからです。

それではどうすれば良いのでしょうか?
答えは簡単です。

  • スキーマに揺らぎを生み出す
  • スキーマに反する情報を取り込む

という2つのステップを繰り返すことです。

「スキーマの揺らぎ」と言われると難しいと感じるかもしれませんが、簡単に言えば「気分の変化」です。

朝は怒られて「自分はダメな人間だ」と思っていても、仕事が上手くいって「チョットはイケているかも」と思ったり・・・といった具合に1日の内でも気分は変わるものです。

そして、「自分はダメだ」と思っている時にいくら褒められてもその褒め言葉を受け取ることはできないものです。

しかし、仕事が上手くいって気分が良い時に褒められれば「チョットはイケてるかも」と思えるものです。
これを意識的に行うのです。

スキーマの活性化と反する事実

スキーマの活性化と反する事実

スキーマに揺らぎを生む出す方法

  • カウンセリングを受ける
  • スキーマに関わる映画を見る
    自分はダメな人だ・・>例えば「初めはダメでもチャレンジし続けて幸せになって行った人がいる」というストーリの映画を見る
  • スキーマに関わる読書をする
  • スキーマに関わる人について調べる
  • スキーマに関わる音楽を聞く
  • 小さな成功体験を積む etc

方法は様々ですが、スキーマに揺らぎを生み出す活動をして、その揺らぎによってスキーマに反する事実を受け入れる準備ができている時に、自分のまわりでスキーマに反する情報を自らの意志で探してみるのです。

ちょっと休憩・・

ちょっと休憩・・

例えば、「人は裏切るものだ」というスキーマを持っているのであれば、長い間友人関係を築いている人を探してみたり、協力し合うことで様々な事を成し遂げている人を探したりetc・・といったことです。

ただし、これでも1度や2度チャレンジしただけでスキーマは修正されません。
繰り返し、繰り返し行うことが大切です。

繰り返していくうちに

  • スキーマの揺らぎの幅や頻度が高くなる
  • スキーマに反する事実が大量に見つかり始める

ことになり、スキーマの修正が行われていきます。

スキーマへの影響が出るまで(チョットした変化が出るまで3ヶ月)継続していきましょう。

また、スキーマが修正されることでベーシックプレジャーも影響を受け心地よいと感じる行動や思考、環境も変化してきます。

ベーシックプレジャーがパフォーマンスの向上へ結びついていない場合は、スキーマについても再検討してみると良いでしょう。



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