自分の思考や感情に敏感になろう!

自分のことなんだから自分は良く知っている

そんな風に思っていませんか?しかし、ネガティブな感情に圧倒されている時は、不安や恐怖の対象が具体的でなかったり、色々な感情が入り混じって本当の自分の気持ちや感情がわからなくなっている時も多いものです。

ポイント

ポイント

そんな時は特に、自分の思考や感情に意識を向けて、

  • どんな時に
  • どんなことを考えて
  • どんな感情になって
  • どんな行動をとって
  • どんな感覚が身体に起こっているのか?

などを敏感に感じ取ってみましょう。

カーナビゲーションシステムと同じで、現在地(自分の状態)がわからなければどんなことができるのか、どんなことをすると効果的なのかがわからなくなってしまいます。

セルフモニタリングをしよう

思考と感情を紙に書いて記録しましょう。

観察する

セルフモニタリングがスタートライン

認知(思考の癖)を変化させるための最初のステップは、自分の思考を意識して、明快に認識すること(モニター)です。
セルフモニタリングを通して思考の記録を継続的に記入して、自分で意識できていない思考や感情を明確に認識できるようになりましょう。

自分の思考や感情が明確になることで、自分の認知的癖を整理、再検討して、修正していく事ができるようになっていきます。
つまり、セルフモニタリングすることは認知を変化させるための出発点なのです。

どんな状況、どんな出来事についてセリフモニタリングするかは、現在の問題や状況、情報収集の目的にを十分検討して決定しましょう。

  • 問題の分析(アセスメント)の時期
    対象となる状況、その時の思考や感情などを対象としましょう。
  • 修正のために新しい思考を使用し始める時期し
    その思考を思い浮かべたときの変化も対象としましょう。