行動が学習されて行く基本パターン

基本パターン:三項随伴性

三項随伴性とは行動を下記のような単位として捉える考え方で、認知行動療法で行動を捉える場合は三項随伴性に当てはめて行動を捉えなおします。

  • 先行刺激は衝動であることもあります。(目に見えない内的な状態の変化)
  • 「効果・結果」も本人の外側の環境変化だけでなく内側の変化である事もあります。
  • 三項随伴性を基本単位として分析する事で、行動の機能を分析し、推測することができます。
  • 行動の前後のデータを数多く集める事で、機能分析の精度は高まります。
  • 行動の仮説を立てて検証するということを繰り返す中で、機能分析の精度向上し、より正確なものにしていきます。
  • 先行刺激については、自分では知覚できないケースも少なくないですから、どうやったら先行刺激を自覚できるようになるかを工夫する必要があります。
行動を捉える基本パターン:三項随伴性

行動を捉える基本パターン:三項随伴性

まずは、現状を知ることです。現状を知ることで「何ができるのか?」を見つけやすくなります。三項随伴性に基づいて問題になっている行動を捉えなおしてみましょう。