自分の対処能力について自信が持てると気持ちが楽になります。
多くのネガティブな予測は現実化しませんが、時には予測が正しい事もあります。

誰にでも悪い出来事は起きるのですから当然と言えば当然です。
そんな時、重要なのは『ネガティブな出来事にうまく対処できたかどうか』ということです。
カウンセリングのポイント
ネガティブな出来事が起きても、ほとんどの場合、自分で思っているよりもはるかに上手く対処できるものです。
心配や不安が強い人は、自分の対処能力を過小評価している場合が多いのです。

自分の対処能力に自信が持てれば、心配や不安が減って心は軽くなるでしょう。

以下の質問に答えてみましょう

  1. 過去のネガティブな予測の中で、それが現実化したことはありますか?
  2. それらのネガティブな出来事に対処できましたか?
  3. ネガティブな出来事が実際に起きた事がこれまでありましたか?
  4. ネガティブな出来事に対する自分の対処能力を過小評価する傾向にありませんか?
  5. これまで数々の問題に対処してきたのであれば、これから起きる問題にも何らかの対処ができるのではありませんか?
  6. これまでのネガティブな出来事に「何とか対処できた」場合でも、「もっとうまく対処できたはずだ」と考えたりしたことはありませんか?
  7. ネガティブな出来事を自分が思った形で100%完全に解決できなければいけませんか?
    出来事からの影響が半分になるだけではいけませんか?
    もし、そうなら、それはなぜですか?
  8. (仕事上の問題は対処できるが人間関係上の問題は酷く傷ついてしまうなど)ある分野ではうまく対処できるのに、別の分野では悩んでうまく対処できなくなったりはしませんか?
    もしそうだとしたら、それはなぜですか?

過去のネガティブな出来事への対処法をリストにしてみましょう!

これまでに経験した問題のリストを作ってみましょう。
学校の事、仕事の事、家族の事、人間関係のこと、経済的なこと、健康の事、引越しの事、新しい人間関係を作ることなど、どんな領域の問題でもかまいません。

これらの問題を解決するためにやってみたことで、役に立った事と役に立たなかった事の両方を書き出して見ましょう。

  1. 「過去のネガティブな出来事への対処法を振り返るシート」を使って、過去にあったネガティブな出来事やそれに対する役に立った対処法、役に立たなかった対処法をリストにしてみましょう!!
  2. 「過去のネガティブな出来事への対処法を振り返るシート」を使って、現在心配しているネガティブな出来事やそれに対する役に立ちそうな対処法、役に立たちそうな対処法を検討してみましょう。
認知行動療法-過去のネガティブな出来事への対処法を振り返る

認知行動療法で使用する「過去のネガティブな出来事への対処法を振り返るシート」の記入例

44:過去のネガティブな出来事への対処法を振り返るシートのダウンロード