人は落ち込んだり不安になると、その瞬間の考えに囚われて、別の考えが浮かばなくなってしまいますが、その考えには、1人1人、個人特有のパターンがあります。

自分が過去に予測したことを思い出し、検討することで、そのパターンを明確にすることができます。
そして、過去の自分の悲観的な予測が正しかった事がめった起きないことに気づくはずです。
カウンセリングのポイント

予測と現実の間には大きな開きがあるのです。
自分の思考パターンに気づき、予測と現実の差を調べることで、落ち込みにくい、不安になりにくいポジティブな思考を産み出す助けになるでしょう。

以下の質問に答えてみましょう

  • これまでにネガティブな予測をしたことがありますか?
  • その予測は現実化しましたか?
  • その予測が間違いだったと後で気づいたことはありますか?
  • 過去に自分や他人についてネガティブな予測をして、結果的にはその通りにならなかった事がありますか?
  • 今では考えもしないことを、過去に心配していませんでしたか?(それをリストにしてみましょう)
  • 過去の心配が今の自分にとってさほど重要でなくなったのはなぜですか?
  • そのネガティブな予測は必要でしたか?

これまでの人生で経験したネガティブな出来事を振り返ってみましょう。
その時、どんな事を予測したかを一緒に書き出してみましょう。

そして、実際にはどのような結果になったのかということも書き出してみましょう。
できるだけ遠い過去に遡って、予測したネガティブな事をリストにして、そして、その予測がどうなったのかを検討してみましょう。

認知行動療法-過去のネガティブな予測を検証する

認知行動療法で使用する「過去のネガティブな予測を検証するシート」の記入例

43:過去のネガティブな予測を検証するのダウンロード

記入のコツ

  • できるだけ遠い過去にさかのぼって、予測したネガティブなことをリストにしてください。
  • その時、どんなことを考え、どんなことを予測していたのかも一緒に書き出しましょう。
  • 実際にはどのような結果になったのかということも書き出しましょう。