人は心配している時、その心配についてハッキリしない曖昧な表現や言葉を使うことがほとんどで、詳細な部分までハッキリとイメージできる人は少ないものです。

逆に言えば、こうした曖昧な形で心配し続けることで、心配事が現実的かどうかがわからず、過剰に心配してしまうことになり、心配自体が、さらに新しい問題を引き起こすことになってしまいます。
カウンセリングのポイントですから、曖昧な形の心配を「実際に起こり得る具体的な予測」に変換することで、その心配について対策を練るなど、心配という感情を有効に利用することができるようになったり、または、ハッキリすることで心配する必要がないことに気づいたりできるようになります。

以下の質問に答えてみましょう

  • どんな事心配しているのか具体的説明してみてください。
  • それはいつ起きるのですか?
  • その予測の的中率はどれぐらいでしょうか?
  • その予測がどれぐらい正確でしょうか?
  • ポジティブな出来事も同じように予測しているのですか?

「心配な考え」と「それによる気分」は別のものです。
心配する出来事の予測は検討することができます。

気分はその予測の内容や、その心配事についての考えにより変化します。

「心配を予測に変換するシート」を使って、自分の心配を予測に変換してみましょう。
左側の欄に心配な考えを書いた後、右側の欄に、それに対する予測を具体的に書いてください。

心配を予測に変換するシートの記入例

認知行動療法-心配を予測に変換する

認知行動療法で使用する「心配を予測に変換するシート」の記入例

41:心配を予測に変換するシートのダウンロード